Complete text -- "景 10 モロッコ"

11 January

景 10 モロッコ



東欧周遊、バルセロナ滞在を経て、モロッコへと辿り着いた。
ほんの端っことはいえ、ここはれっきとしたアフリカ大陸だ。



民族楽器らしきもの。
イスラーム系の音楽大系は西洋のそれとは全く異なる。
オクターブを限りなく微分してできたその不可思議な旋律が、乾いた風に運ばれて行く。



大衆食堂にて。土鍋で煮込む野菜がここの名物料理らしい。



カサブランカ。
白壁が空の青によく映える。
写真で見る限りはとても美しい街なのだが…。

その地を実際に訪れてみないと分からない事は多い。



エッサウィラ。
無機質な土壁が並び、砂塵が舞う大通り。



旧市街。
ここでは毎日鶏の丸焼きを食べて過ごした。



露天商。
超アナログの計量器が微笑ましい。



アフリカンアート「風」民芸品。



グナワ音楽祭の開催時期にあわせてこの地を訪れる。
ワンモードで延々と呪術的な音楽が続く。



海の門。
かのジミヘンもこの街を愛したとか。

この門近辺には強烈な悪臭が立ちこめているので、港の突端のレストランへ行く為に、鼻と口をふさいで全速力で駆け抜けなければならなかった。

シーフードは文句無く美味しかったです。



イスラームの民は猫に優しい。



灼熱のマラケシュ。
日差しがきつ過ぎて、日中は外を出歩けない。
洗濯物は15分でかちかちに乾いてしまう。



ここが旅の終点。
さあ、日本へ帰ろう。



18:42:19 | ahiruchannel | |
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