Complete text -- "景 19 カオサンロード"

23 April

景 19 カオサンロード



チャオプラヤ河船着き場のカフェ。
客はほとんどいなかったが、アイスモカが出て来るのに20分かかった。
暇な時間というのはバックパッカーの基本的な資質である。



焼きそば屋台の母子。
女の子が可愛かったので、昼食はここで。



タリンチャン水上マーケットの船上厨房。
焼き鳥の香ばしい香りが立ちこめる。



99バーツの水路ツアーはみっちり3時間。
狭い船内、固い木の椅子、照りつける太陽。
ハイライトも何もなくただひたすら水上を行く。
尻が痛くなった。



カオサンロード。
バックパッカーにとってバンコクと言えばここ。
旅行者に必要な事も、特に必要でない事も、あらゆる事がこの通りで済ませられる。



付近の物価は年々じりじりと上昇している。
十年前はこの焼きそばも半額以下だったと記憶している。



ワットチャナソンクラム境内。
カオサンの喧噪からわずか5メートル向こうにはこんなにも静かな空間がある。



路上にテーブルを並べた安食堂。
僕はこの食堂に10年以上通っている。



皮がパリッとしたタイ式バナナクレープのロティ。
練乳と粗目の砂糖をたっぷりかけていただく。



カオサンの魅力とは何か?
それは誰もがアホになれる事である。

何もしない。何も考えない。
流れて行く時間を横目で見やりながら、ただただビールを飲んでいればよい。



04:53:35 | ahiruchannel | |
Comments

stagger-lee wrote:

誰がロティは夜の屋台って決めたんだろうねぇ???
朝はノーマル、お昼は卵、夜はチョコバナナで食べたいのに。
最後に本物のアホ登場でちょっと笑えた。
04/26/10 14:17:40

ahiruchannel wrote:

>>stagger-lee

そんなに食べるとあっという間に肥満児だらけになるので、夜だけの営業なんでしょう。
ロティもじわじわと高くなってますなあ。
04/26/10 23:14:30
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